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12/4(水)~2/2(日) 海の向こうのおしゃれさん ~よそゆきの西洋髪~

彫の深い顔、裾の広がる華やかなドレス。映画や漫画などに登場する西洋の貴婦人に憧れを抱いた日本女性も少なくありません。中でも金髪に華やかな西洋の髪形は、目を引くことでしょう。宗教的な規制や束縛を乗り越え、斬新な美のかたちを生み出してきた西洋のヘアモードは、17世紀中頃からはじまり、ルイ王朝が繁栄したフランスを中心に広がりました。

17世紀の日本女性の髪形は、それまでの後ろへ長く垂らした垂髪や下げ髪から様々な結髪に変化します。当時人気の女歌舞伎や遊女たちが結い始めた島田髷や勝山髷などを改良して、様々な日本髪が生み出されました。一方、17世紀中頃から18世紀にかけての西洋では、フランスのルイ王朝が黄金期を迎え、マリー=アントワネット(1755-93)の登場により、ヘアモードは華やかな展開をみせます。裾の広がったドレスに合わせ、髪形も大きくなっていきました。 その後、フランス革命によって装飾過多なヘアモードは消え、古代ギリシア、ローマ風など軽快なものが好まれました。19世紀には、ナポレオン帝政時代に登場した新興富裕層による華美な文化を経て、19世紀末から第一次大戦前にかけて、工業技術の発展による産業が発達し、女性のライフスタイルが変化します。 大戦がはじまると、女性たちの社会進出が一気に加速し、ヘアモードは美しく自己表現したい前向きな気持ちで行われるようになったのです。

本展では、17世紀頃から20世紀前半を中心に、西洋で流行した髪のおしゃれを紹介します。 時代とともに織りなす西洋女性の美意識をどうぞお楽しみください。

会 期
令和元年12月4日(水)~令和2年2月2日(日) ※1月8日(水)展示替えのため閉室
開館時間
9時〜17時(最終入館16:30)
入場料
一般350円、中高生200円、小学生100円、団体(30人以上)2割引 3施設共通入場券(小倉城庭園、小倉城、松本清張記念館) 一般700円、中高生400円、小学生250円
主 催
北九州市立小倉城庭園
協 力 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス ポーラ文化研究所

 

結髪雛型《フリゲート艦ユノ》ポーラ文化研究所蔵

※画像の二次利用禁止

《化粧する人形》ポーラ文化研究所蔵

※画像の二次利用禁止

《花文様透かし彫りアメジスト付き金属製飾り櫛》1820-30年頃、ポーラ文化研究所蔵

※画像の二次利用禁止

講演会「東西のおしゃれ文化400年」
概 要17世紀から20世紀前半までの東西の化粧と髪の文化についてお話しします。
 日 時1月26日(日)
14時~15時30分(30分前より受付開始)
講 師津田 紀代 氏(文化学園大学講師) 
会 場小倉城庭園 研修室
 参加料無料(ただし、入館料が必要です)
 申込方法お電話にてお申込み
担当学芸員による展示解説
概 要お客様と一緒に作品を鑑賞しながら、見どころをお話します。
 日 時12月15日(日)
14時~14時30分
講 師担当学芸員
会 場小倉城庭園 企画展示室
 参加料無料(ただし、入館料が別途かかります)
 申込方法不要。直接、企画展示室にお越しください。

 

 

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